問題な日本語

著者: 北原保雄
出版社: 大修館書店
Kunishiro の評価:


内容:
『明鏡国語辞典』の編者が編集した本。全国の国語の先生から寄せられた「気になる日本語」について、それが誤用かどうか、なぜそのような表現が生まれてきたのかなど、詳しく解説している。

「こちら~になります」「~でよろしかったでしょうか」「~のほう」など、飲食業界でよく使われる表現についても取り上げている。このような表現が生まれた背景につては、興味深く読むことができた。

ただ、全般的によく知られている誤用が多く、特に目新しさは感じなかった。また、「『とんでもありません』や『とんでもございません』は、文法的に間違っていない。現在では、広く使われている普通の言い方」としているのが残念だった。

4469221686問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?
北原 保雄
大修館書店 2004-12-10

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